ハルオレ☆ -前篇-


「もう!だったら俺はどうすればいいんだよ!そんなこと言われても困るよ!」








「…じゃあ、キスして下さい。」








「え?」









西川さんの小さいがはっきりと聞こえたその言葉に俺が息を呑むと、









「西川と…キス…して下さい。」









西川さんは顔をしかめてもう一度言った。









(; ´_ゝ`)…。









(; ´_ゝ`) うーん。困ったな。いきなりキスして下さいっていわれても…。









(; ´_ゝ`) …って待てよ。キスしてください?









キス!?(゚ Д゚;)








えええええええΣ(゜д゜;)








キキキキ、キスして下さいだと━━((((;゚Д゚))))━━!!








やっべー!あまりに突然そんなこと言われたものだから、理解するのに時間がかかってしまったって!








それよりも俺が西川さんにキスを!?
っていうか、まずしも俺キスなんて自分からしたことないんですけど(゚ Д゚;)








( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!







いやいやいや!てか今はそういう問題じゃないでしょ!!









俺が西川さんにキスしなきゃいけないってことが問題だ!









「だ、だめだよ。やっぱり…俺…」









とにかくキスはできないということを彼女に上手く言えずたじたじしてしまう俺だが、その時あることに気づいた。



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