獣百匹☆紅一点!?



次の日。
境夜先輩とのキスが頭から離れなくて、寝不足気味…

これも、境夜先輩のせいだっ!!



あくびをしつつ文化祭の準備を進めていると、恵先輩がやってきた。



「あ、神戸さん。」



「はい?」



「昨日、荷物忘れたでしょ。一応、持って帰っといたんだよね。はい。」



「ありがとうございますっ!」



「いえいえ。あとね、これ。」



はい。といいながら渡されたのは、絆創膏。



「…?」


恵先輩の意図がわからなくて、首を傾げていると、恵先輩は自分の首を指差した。



「…っ!!」



意味がわかった私は、真っ赤になって絆創膏を受け取った。


か、隠すの忘れてたあ〜っ



「クスクス…真っ赤になって、可愛い。」



「なっ…」



恥ずかしいことをさらりと言ってしまう恵先輩。



「嫉妬しちゃうから、今度から気をつけてね。」


頭をなでながら作業に戻る先輩。



なんていうか、こういう言葉も、恵先輩が言うと様になる。

やっぱり、恵先輩は優しい。




胸が、ホカホカする。










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