“おさななじみ”に恋をする。下【上下完結】
「いくら文化祭だからって。
いくらクラスで決まったことだからって。
メイド服なんて、ありえねぇだろ」


凌は、あたしの肩を撫でるように、片方の袖をひじのあたりまでするりと下ろし――…


そのままあたしの腕を掴んで、


「ふわふわとか、ひらひらとか。
男には。
もう、それだけでヤバイんだって」


露出したあたしの肩に、ちゅっと軽く口付ける。


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