歴史の星空に飛び込んで
「出来ましたよー」
「おー!妻ー!」
「妻っ!?」
綺麗にたたんだ原田さんの着物三着を差し出したのに、ぐわっと抱きしめられた!
ヘルプ!
誰か!誰もいない!
「やややめてくださいー!」
「気持ちいなぁ」
「でしょう?でも嫌ですよ原田さん。菅野さんは私のですから」
ベリッと、見事に
私猫ですか?ってくらいベリっと首ねっこ掴まれて助けられた。
救世主メシア沖田さんに。
「ずるいぞ総司ー、ちょっとばかし貸してくれよー」
「そんなに餓えてるなら島原行けばいいじゃないですか」
「行ったわもう!」