歴史の星空に飛び込んで


微妙な空気に身を強張らせていると、関西イントネーションの山崎さんが後ろから私の肩を叩いた。


「もうやだぁ!」


私絶対こっちきて寿命縮んでる!

キッと山崎さんを睨んでやると山崎さんはヘラッと笑って冷や汗を流した。



「おう久しぶりだな山崎!」

「ご無沙汰です皆様ー」



適当に山崎さんは挨拶を済ませるとちゃっかり私の隣に座った。


「おい左之何サボってんだよ」

「おーぱっつぁん、おまえもあれだな、菅野に惚れてるたちだろ」

「はぁ!?」



永倉さんが縁側の下に来たと思ったら、なにそれ!!





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