サクラ咲ク
「あー!また左之さんの死損ないの切腹自慢?」
「あ、藤堂さん…」
寝起きらしく、まだ寝癖の取れていない髪の毛で藤堂さんがやってきた。
「死損ないって…?」
首を傾げる私に、藤堂さんはケラケラと笑った。
「そのままの意味だよ!!あっ!もしかして深刻に考えてた!?左之さんの切腹は馬鹿らしい理由だから深刻に考えなくて大丈夫だよ!!」
「死損ないって言うなよな!!!!」
ケラケラ笑う藤堂さんに、原田さんがムキになったように叫んだ。
よく意味が分からない私は、やっぱり小さく首を傾げた。
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