白猫
「…俺は今の"仕事"に疑問を持ってる」

「……疑問?」

白猫はニタニタともニヤニヤともいえない笑みを浮かべながら

お菓子を頬張っていた

「……お前は無いのか?疑問を持ったことは」

少年もお菓子を一つつまんだ

「無い、小生はこれを運命として受け入れているからな」

「………」

少年は無言でお菓子を食べていた

「…だが、驚いた……『死界の鬼』と呼ばれるお前が"仕事"に疑問を抱くとは…」

「……その名で呼ぶな」

少年は嫌そうに顔を歪めた

そして顔を俯けた

「……俺は何人もの人間を死界に送ってきた、だが…たまに思うんだ………こんなことをしていて意味はあるのだろうかと」

「………」

白猫は少年の顔色を伺うが

少年は顔を俯けていてよくわからない
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