聖なる光【完結】
「聖矢っ」聖矢は運動場の端で先生と話していてその隣にはあの外国人の女の人。そして聖矢はジャージ姿だ。
「じゃあ来月の冬休み一度そちらの方に伺います」聖矢の顧問が女の人に伝えて女の人が外国人に伝えていた。
私は足がガタガタ震えて動けなかった。そしてすぐ側に私が居るのに聖矢は全然気付いていない。もちろん他の3人も。
「中谷は3月の24日にアメリカ入りする予定です」
「アメリカって……」私は声に出てしまった。
「ひ、光…」聖矢が私の声に気付いたのか振り向く。私は咄嗟にその場から逃げ出していた。
アメリカって……?
アメリカに行くの?
嘘だ……聖矢はあの日行かないって断ったはずだ。
聖矢はそのことさえ私は知らないと思ってる。何も話してくれない。
嘘だって誰かが言ってくれるのなら…耳元でそう言ってほしい。