聖なる光【完結】
「すみません。俺、急に出てきて。殴られてもいいと思って来ました。」今度は知くんに頭を下げる。
「何で殴るねん。そら一瞬俺かって今さら何やねんって思った。
でも、光がまだ忘れれてないのも知ってるし俺は光が笑ってくれてるんやったらそれでええねん。
お前が居らんよーなったせいで光は泣いてばっかやねん。」知くんの声が震えてる。知くん……ごめんね。
「それだけが腹立つ。なんぼ頑張って光のこと笑わせてもまた泣くねん。
分かるか?残された方の気持ち。俺が頑張ってもあかんねん。やっぱりお前じゃないとあかんねん。」
「知くんっ」私はギュッと抱き着いた。
「違う……私は、知くんのことだぃ「違うことない。俺やったら光、泣いてばっかやん。俺じゃあかんねん。
俺は光の笑ってるとこだけが見たい。もう泣くとこなんか見たくないねん」
そう言って私に笑顔を見せた。