王子と姫が出会いました。
昨日イジメられてた原因はわからない。
だけどあたしだって譲りたくない…。
「姫、ちょっとナツカと話して来るから」
「えっ…?」
「ごめん」
ナツカさんを連れて教室を出てった王子君は一瞬振り返って笑顔を見せた。
大丈夫…かな…。
「姫ちゃん、フラれちゃったんじゃないの~?」
「フラれてない…」
「あのコ、見てるとイライラするよね。なんでも持ってます~って感じが」
「確かに…」
「どっちかと言えば姫ちゃんの方がマシ?王子とあのコなら似合いすぎてて余計ムカつく~」
前に王子君を狙ってた女のコにそう言われた。
あたしがチビで童顔だからですか!!
もう…みんな嫌い…。
ただ王子君を好きなだけなのに…。
「蘭ちゃんっ!!」
「どうした!?」
「もうヤダです…」
蘭ちゃんに話したナツカさんのこと。
あたしがどうこう足掻いたところで、決めるのは王子君なんだ…。
だけどあたしだって譲りたくない…。
「姫、ちょっとナツカと話して来るから」
「えっ…?」
「ごめん」
ナツカさんを連れて教室を出てった王子君は一瞬振り返って笑顔を見せた。
大丈夫…かな…。
「姫ちゃん、フラれちゃったんじゃないの~?」
「フラれてない…」
「あのコ、見てるとイライラするよね。なんでも持ってます~って感じが」
「確かに…」
「どっちかと言えば姫ちゃんの方がマシ?王子とあのコなら似合いすぎてて余計ムカつく~」
前に王子君を狙ってた女のコにそう言われた。
あたしがチビで童顔だからですか!!
もう…みんな嫌い…。
ただ王子君を好きなだけなのに…。
「蘭ちゃんっ!!」
「どうした!?」
「もうヤダです…」
蘭ちゃんに話したナツカさんのこと。
あたしがどうこう足掻いたところで、決めるのは王子君なんだ…。