王子と姫が出会いました。
仕事は順調、私生活はボロボロ…。



仕事が終わってから塾に行き、ひたすら頭に数字を叩き込む。



数学は大事で、今は若干理解に欠ける…。



やべぇ…着いて行けてねぇ…。



終わってから塾講師にいろいろと質問。



理解しないままだとこれからもわからない…。



「コレ系苦手…」

「コツだよ。解れば楽しいから頑張って」

「ありがとうございました」



これは帰ったら復習だ…。



本屋に寄り、参考書を買って家に帰った。



「王子君、お疲れ~」

「メシ…頭回んねぇ…」

「甘いもの食うといいらしいよ?」

「苦手だ…。コーヒーに砂糖入れて飲む…」



瑞紀も大学へ行くと言い出し、一緒に勉強に励んでる。



彩が家事の一切を引き受けてくれて、かなり有り難い。



仕事は全部会社で片付けてくるから家に持ち込まないし。



この夏休みはやれるだけやらなければ…。



「あ゙ぁぁぁぁ~!!蘭子~!!」

「み、瑞紀…?」

「死ぬっ!!マジ…触ってくる…」



瑞紀がおかしくなりました。



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