「 CRAZY C@ 」
 
「……はぁ。」


恥ずかしさのあまり教室を飛び出し、
日和と薫のクラスに行ったのだが
二人はいなかった。


「………はぁ。」


お腹空いた。
やっぱりあのまま食べてれば良かった…。

…だからと言ってもう戻るわけにはいかない。
急に叫んだ上に、
空気を壊したまま抜け出して来たのだ。
戻るわけには…でもどうしよう…。



「…あっ!そっか!!!」


…ハッ!!!

また一人で叫んでしまい、思わず周りを見渡す。
が、周りに人がいなかったので安心した。


そっかそっか。まだいるじゃないか。
あたしとお弁当を食べる相手が!

あたしは急いで2年の教室がある階へと向かった。
 
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