ある日モテ期がやってきた!!~愛されすぎてどうしよう~


「コレも、って……お前、結城にキスしてたのか!?」

「青山だってしたんでしょ?
“結城とキスしていいのは俺だけだ!!”ってセリフでバレバレ。
しかもそのせいで奈央ちゃんを泣かせた。 ほんっと、青山って馬鹿だよね。
走り出したら止まんないし、自分のことは棚に上げて他人を責める」

「ぐっ……」

「さ、こんな馬鹿は放っといて話を始めようか」


うわ……犬飼くんって、口が上手いなぁ。
いつもうるさい青山がすっかり黙っちゃった。

村雨くんも青山を止めるのが上手かったけど、それ以上に巧みかも……。




「で、奈央ちゃん。 答えは決まった?」

「あっ……うん」


村雨くんにキスされたり、青山や犬飼くんが現れたことに気を取られて忘れちゃってたけど、みんなとどうするかを話さなくちゃ。




「わ、私ね、みんなのことが好き。
だけど、このままじゃダメなこともわかってる……。
だから、ハッキリさせるために、村雨くんの提案を実行しようと思う」


そう言った私をみんながどう思うかはわからないけれど、でも、それが私の決めた道……。


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