魔界代表と天使の子っ!!
其の壱。
人はみんな伝説上のものは信じない。


神も、天使も、悪魔も、ましてや、魔法つかいなども。



信じる方がバカらしいと思うのだろう。



本当に実在することを証明したらいいのだろうか。



そう思って俺、來木 彗 は、魔界を誕生させた。



勿論、幽霊も、妖怪も、魔法使いもいる。



だが....天使がいないんだ。



如何しても作ることが出来なかった、すでに存在するらしい。



事実上存在することはあり得なくはないんだ。



生み出した親に特徴があるとかそういう問題じゃなくて。


何もない普通の家庭でも天使は生まれることがある。



俺は天使を...探す、いや、育てなければならない。



この世を統一するものは天使なのだ。


最早天使以外あり得ないのだ。



しかも...この世で今生まれている天使は


スバ抜けて能力がいい。



俺の勘がはずれることはなかったから、これは絶対だ。



今すぐ天使を探さなければならないのだ。



この...魔界代表の俺がな。
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