★続★『逆高校デビュー』
海岸沿いから細い道に入って、
悠斗は携帯を見た。
「この辺だと思ったんだけどな…」
ん…?
「悠斗も行ったことないところ?」
「うん」
一体どこへ行くんだろう…
「あ…ここだ」
悠斗はインターホンを押した。
《はい》
「あ…電話した小島です」
《はいはい!
今、ロック解除しましたから、中に入ってください》
門扉からガチャッと音がした。
門扉の脇には
【○○保育園】と書いてあった。
なんで…保育園???
不思議に思いながら園庭に入って行くと、
人数は少なかったけど、子供たちが、
いろんな遊びをしていた。
「こんにちは」「こんにちは」…と子供たちが私と悠斗に挨拶をしてきた。
「こんにちは」
悠斗が言ったから私も「こんにちは」とボソッと言った。
「小島くん!こっちこっち」
園舎の中から、おばあちゃんが声をかけた。
「はい」
何がなんだかわからないけど、
とりあえず悠斗の後をついて、
園舎へと入っていった。