軽薄男に鉛弾を【新☆パラレル・ワールド企画作品】
「はぁはぁ…何なんだコイツら…」

言葉から察するに日本人ってのは、いくら純一郎でも解る。

だけど…

後退りした先…こつん

どうやら壁に当たったらしく…何の気なしに背後を見上げると巨大なトーチカが目に入った。

(おいおい…こんなの相手に戦ってんのかコイツら…)

"ズガガガガガ…!!"

トーチカの銃眼から放たれる機関銃の一斉射撃は血飛沫や千切れた手足を純一郎にぶちまける。

これだけの殺戮劇を目の当たりにすれば、普通の人でもどうかなるだろう。

それが…怖がりの純一郎が見た日には…
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