瑠璃色の見せた奇跡
『そうなんですよ、百合様。ですから、シバ様があなたの面倒は、一切引き受けなくては、いけないのです。』
『そ…そうなんだ。』
じゃあ、やっぱりこのドレスは、やめようと思った時だった、
シバがむんずとそのドレスを手に取り、
『着てみたらどうだ?』
百合に押し付けた。
『数日中に、百合の歓迎の宴がうちの屋敷で開かれることになる。その時、主役がみすぼらしい格好してたら、私の恥になるからな。それに、お前が国から支給される仕度金じゃ、このドレスは、買えん!』