小悪魔×俺様
「玄関だよ、ここ。」

「まぁまぁ、邪魔者はリビング〜。」

「これから弘夢キスすんだよ。」

「そうなんすか!?」

「そうそう。濃厚なやつな。」

「絶対するよね、弘夢だもん。」






なんなのコイツら…。





雰囲気台無し。






「…てめぇら全員吊し上げるぞ…。」

「わーこわい。」

「お前が一番だ、琉!!つか、みんな俺のことなんだと思ってるわけ?」

「「俺様エロバカキング。」」





意味わかんねぇし、無駄。





聞いた俺がバカだった。






笑いながらリビングに入っていった奴ら。




ってか、瀬川あっという間に溶け込んだ。






「弘夢?」

「ん?」

「部屋行く?」

「行く。ちょっと肩貸して。」






咲樹菜の肩を借りて部屋まで歩いた。





仕事に復帰する前に筋肉取り戻さなきゃ…。





憂鬱…。




結構時間がかかるんですけど…。






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