屍の孤島
決断すると同時に実行に移る。

身を低くしながらゾンビに突進!

腕を延ばして掴みかかろうとするゾンビをかわし、その脇を一気に駆け抜ける!

そのまま足をもつれさせて地面を転がりながらも、秀一は落ちていた猟銃を掴んだ!

素早く回転しながら立ち上がり、向き直る。

動きが緩慢なゾンビは、ようやく方向転換して秀一に向き直ろうとしていた。

「……っ」

秀一は手にした猟銃を見る。

猟師の使っていた猟銃はボルトアクションライフルといい、手動でボルト(薬室に弾を送り込み薬室後部を閉鎖する部品)を操作しなければならない。

彼が思っていたのとは違い、ただ引き金を引けば発射できるというものではないのだ。

ライフルの操作など、彼が好きな戦争映画の映像で見た程度で、実際の操作方法などはよくわからなかった。

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