聖夜の夜に……
そしてぼくは
聖なる力を感じる聖堂のような場所へと着いた。


気が付くと眩いばかりの光に包まれた
大きなオーラを持つ天使が、目の前に立っていた。


「クリル」
透き通るようなその声は、ぼくの心へ優しく響く。

さっきのラッパの音と少し似ていた。


これから何が起こるのか、怯えるぼくへ、優しく言った。
< 43 / 46 >

この作品をシェア

pagetop