禁断〜家族Game〜
柑の視線が玲から外れ、後ろを向いた
玲の気持ちは花の茎が折れるように、パキッと音がして崩れていく
もぉ・・・ダメだ・・
完全に失恋、、、
玲は俯いて、流れて落ちる涙を抑えることが出来ないでいた
何がダメだったのだろう・・
ただ柑と繋がりたかっただけなのに
「玲・・・・」
古賀先輩が玲の肩に触れる
もぉ突き放す気力さえない
天罰・・・
先輩の気持ちを真剣に考えずに
ただ自分の欲望に任せて柑と結ばれた罰・・・
もぉ兄妹にも戻れない
「古賀先輩・・・ごめんなさい・・・」
でも先輩を受け入れることも出来ない
ただ謝るしかなかった
「玲・・・・」
「先輩・・・ごめんなさい・・」
「玲!!!」
「ごめ・・・・」
『すいません、古賀先輩。』
謝り続ける玲の肩を古賀がもう一度触れた時
古賀先輩の真後ろで聞き覚えのある声が聞こえた
「あ・・・・お前ッ、、、」
「うちの妹が嫌がってるので離して貰ってもいいですか?」
古賀先輩よりも少しだけキーの高い声
何よりも玲を『妹』と呼ぶのは一人しかいない
涙でグシャグシャな顔を拭くこともしないで見上げた