【短編】君に捧げる『物語』



「なんだろ、このノート」

表紙には何も書いていない、至って普通の大学ノート。

彼女の絵本作家という副職は知っていた。

だからそれには新しい物語が書き綴ってあるんじゃないかなって思ったんだ。



「……えっと、なになに…?」



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