いつかのMerry Xmas
とりあえず、大盛況のうちに一バンド目が終了。

次、どうしようかなーと思っていたら、何故か迷いもせず私のところにイチローが来て、私を引っ張っていく。

だから、その。
羨望の視線で眺めるくらいなら、止めて貰えませんか?

「ちょ……何?」

「次、二時間後じゃない?
 だから、仮眠取りたくて」

「どうぞ、ご自由に」

好きに寝れば?

「で、ピアノ室一つ押さえたから、そこで寝ようと思うんで、付き合って」

「――お断りします」

なんで、ゲームのやりすぎで睡眠不足の男に、私が付き合わなきゃなんないのよ。
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