幼い君〜レジスタンス凜Side〜


病院を後にして家に戻る。

いつの間にか移動中の車の中で、泣きつかれたのかレオは眠り込む。


随分と重たくなったな…。

寝ている時が一番成長を感じさせる。


あと、何年…こうやって俺に泣きついてきてくれるのか…。

レオは無駄に精神の成長が早いから、明日にでも離れて行ってしまうかも知れないな。



これが子離れする時の親の気持ちなのかと、俺はクスリと小さく笑った。



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