どこかのカフェであいましょう


「あ、さっきの子!」


先程のカフェに行くと、出迎えてくれた店員さんが先程と変わらない笑顔でそこにいた。
綺麗な金髪が相変わらずいい感じに輝いている


「きょーちゃんの言ってた娘ってこの子のことだった訳?」


うんうん!と力強く頷く父を見て、
「そっか〜」とまた笑った


「もう、彼方!あたしの後ろに隠れてないで出て来なさいよ!誰も噛み付きやしないわよ」


そう、あたしはとりあえずどうしたらいいのか分からず父の背中に隠れていた
な、何か、恥ずかしい!!!!!

父の服を握り締めていると「恥ずかしがっちゃって〜何歳なのよ」とか言ってため息つかれてしまった。


けど、あんたのせいだよ!!!!!



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