シルバーウルフ -Is this love?-
……そんな頃。



遠山の知事の立場は“退任寸前”だった。



こぞって新聞や週刊誌が遠山のだらしない下半身をゴシップ記事にした。



当然に遠山が行なっている政策までが、だらしないと記事は飛び火した。





公園の横の古い一軒家。



その家のブロック塀。遠山と同じ政党の議員のポスターをたくさん貼っていた。



そこの家主の丸々と太った男。

歳は軽く50を超えていた。





あの日、いつもと変わらないラジコンカーレース。



また、最下位だった俺。



“次のレースこそは”そう思いながらクラスの連中と同じように、足下までラジコンカーを操作して戻した。







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