シルバーウルフ -Is this love?-
夕方に施設から戻ってきた裕太。仕事の中止の伝達はなかった。
ただ……、裕太は“ひたすら”項垂(うなだ)れていた。
頭の白い包帯。新しい赤が滲(にじ)んでいた。歳がいもなく気の荒い神父。怒りをぶちまけられた裕太。
いつか俺が神父を弾いてやってもいい。
だが、神父は俺と一緒で死なねぇから、代わりに秘蔵っ子の裕真でも弾いてやるか?
神父の落胆する姿が思い浮かんだ。
それが、少し笑えた。裕太にその顔のまま「行ってくる。」と告げた。
やっぱり、返事もしやがらなかった。俺はメイの手を引いて医院を出た。
ただ……、裕太は“ひたすら”項垂(うなだ)れていた。
頭の白い包帯。新しい赤が滲(にじ)んでいた。歳がいもなく気の荒い神父。怒りをぶちまけられた裕太。
いつか俺が神父を弾いてやってもいい。
だが、神父は俺と一緒で死なねぇから、代わりに秘蔵っ子の裕真でも弾いてやるか?
神父の落胆する姿が思い浮かんだ。
それが、少し笑えた。裕太にその顔のまま「行ってくる。」と告げた。
やっぱり、返事もしやがらなかった。俺はメイの手を引いて医院を出た。