溺愛キング
『そう言えば絢那ちゃんはどーしたの?』


いつも一緒に居るのに今日は居ない。

久しぶりだからお喋りしたかったのになー


「絢那なら実家に居る。何か探し物だとよ。もう少ししたら来るんじゃねぇの?」


お兄ちゃんはまた寝転がりバイクの雑誌を読み始めた。

多分暇なんだね。

絢那ちゃんが居ないから暇なんだ!

ずっとごろごろしてたのかな?

なんかお兄ちゃん可愛い!


一人でニヤニヤしてたら



「「ただいまー」」


お母さんとお父さんが帰ってきたみたい。

たくさんの荷物を持ったお父さん。

お母さんは自分のかばんとカフェラテしか持ってない。

お父さんはまたお荷物係に行ったんだ。

ほんとお母さん大好きなんだよねー


「ここに荷物置いとくぞ」

「ありがとう。哉人」


ニコッと笑ったお母さんにお父さんは


「あぁ」


と言いながらお母さんに優しく微笑んだ。

見てるこっちが恥ずかしくなるよ!


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