溺愛キング

誕生日

矢耶side―――――*―――――


あおが単純で良かった。

類さんの話は、もうどうでもいいみたい。

こんなこと言ったら怒られそうだけど。

とにかく、今はテストだよ!

類さんの話はいずれ分かることだし。

気にしなくていいか!


なんて、のんきなこと考えてた自分に、後で後悔するなんて…

もっと、後先のこと考えとけば良かったなんて…

うーーん、あおの性格は分かってるのになぁ。



あおに抱きしめられながら、眠りについた。
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