最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に
「サイン~!」


「…しょうがねぇな」


来栖くん、マリアちゃんの手に適当にイタズラ書きしてる。


「マリアちゃんってホントに来栖くんが好きだよねぇ」


クスクス笑って、二人のやり取りを見ていると、マリアちゃんが私を見上げてニッコリ笑った。


「あのね、マリア…お兄ちゃん初めて見たとき、『運命の人だ~っ!』って思ったんだ」


「あーそぉ」


来栖くん、どうでも良さそうな感じ。


女の子なら憧れる運命的な出会いも、超現実主義の来栖くんからしたら、どうでもいいみたい。


「運命の人か~。いいね、マリアちゃんの運命の人は、来栖くん…か」


私がそう言うと、来栖くん舌打ちしてるし。


「美衣がそういうこと言うなよなー。オレ、最近やっと立ち直ってきた所なのにさ」


「あは、ごめん」





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