最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に
カイトと私が見上げたのは……


カラオケ店の前にある、大きな1本の木。


季節ハズれのLEDライトがたくさんつけてあってピカピカと点滅している。


一番上には黄色いライトが光っていて、まるでツリーのようになっていた。


「キレイ……」


「3月なのにな。なんかコレ、クリスマスっぽいよな。

……うわっ、なんか寒くねぇ?オレ、今これ巻こーかな」


そう言って、カイトが袋からマフラーを取りだす。


……あれ。


なんだかこの感じ、前にもあったような。


胸がザワザワしてくる。


「……ちょっと待って」


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