「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
【和利side】
「起きて、和利。起きて」
聞き慣れた声に、重たい瞼をゆっくりと開けると、優しく微笑む茜の笑顔が見えた。
「あかね…?」
なんでー…茜がここにいるんだ…?
朧気な記憶を辿ると、蘇ってくるほんの数時間前の情事。
そうか…俺…茜を抱いたんだ…。
「愛してるのー…」
真っ赤な顔で恥じらいながら言った茜。
今まで見たことがなかったその表情に戸惑い、拒んだ。
俺みたいな奴が、茜に愛される資格はない。
もうセフレじゃないんだ。茜を抱いていいハズはないのに…。
それなのに、俺は茜を抱いてしまった。
俺を愛してると言ってくれた茜に、俺は悲しみをぶつけ傷つけたー…。
最低だよなー…俺…。