「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
認めたくないのに…これは何かの間違いだと思いたいのに…
体の奥に残る僅かな感覚に、それが嘘じゃないと思い知らせれる。
イヤだ…イヤだ…こんなの…イヤ!!
声に出したいのに…声が出ない…。
「綺麗だったよ」
そう耳元で囁く早咲さんから逃げたいのに…体が強張って動けない。
体に力が入らないよ…
助けて…何度も心の中で叫んだ。
赤坂さん!!助けて!!
何度も彼の名前を呼んだ…だけど…
──────
───
「どうして…ど…して…」
あなたがここにいるの!?
あなた以外の人に抱かれたあたしなんて…あなたにだけは見られたくなかったのに!!知られたくなかったのに!!
ようやく出た言葉と涙は悲しみでしかなくて、ガクガクと震えが止まらない体をただ必死で隠した。