☆男目線☆ 【完】

第二章

新しいイベント

交流合宿が終わり､１･２年生の交流が深まったところで､季節は梅雨が終わろうという時期に差し掛かりました｡


私達四兄妹は最近竜也も入れて４人で登校する事が多くなり､住宅街を抜けると女の子が着いてくるような……気がしなくもない…｡




学校の門へ近づくと


「｢｢｢｢キャーーーーーーｯｯ｣｣｣｣｣


「｢｢｢瑠禾様ーーーーーｯｯ｣｣｣｣

「｢｢｢瑠偉様ーーーーーｯｯ｣｣｣｣

「｢｢｢竜也様ーーーーーｯｯ｣｣｣｣

「｢｢｢瑠羽君ーーーーーｯｯ｣｣｣｣


っとまぁ甲高い女の子達の声と群れが私達を迎えてくれます…………｡


お兄ちゃん達､顔引き攣ってるし…(汗


しかもどこで私達の名前を聞いたんだか………(汗




「あ､あのっ瑠羽君っ////」


『ん？何？』


小さくて可愛い女の子が話しかけてきた｡