恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*
その点、あたしだったら勘違いしないし。
「気に入んないとか?」
「あ、ううん。すごく可愛いから、ホントにもらっちゃっていいのかなって思ってただけ」
覗き込むようにして聞いてきた都築くんに慌てて首を振る。
多分、あたしがキーホルダーを見て黙り込んでたからそんな風に思ったんだ。
「ありがとう」
目を合わせて言うと、都築くんが微笑む。
「俺ん中で、沢村ってうさぎっぽいイメージなんだよな」
「え、うさぎ?」
色々考えていると、唐突に言われる。
うさぎっぽいって……、どういうイメージだろ。
「普段、威勢よく跳ね回ってるくせに、臆病だろ。
本宮が関ってると」
言われて答えられなかったのは、ずばり気持ちをあてられた気がしたから。
何も言えずになんとか微笑むと、それを見た都築くんもツラそうに微笑んだ。