恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*


その点、あたしだったら勘違いしないし。


「気に入んないとか?」

「あ、ううん。すごく可愛いから、ホントにもらっちゃっていいのかなって思ってただけ」


覗き込むようにして聞いてきた都築くんに慌てて首を振る。

多分、あたしがキーホルダーを見て黙り込んでたからそんな風に思ったんだ。


「ありがとう」


目を合わせて言うと、都築くんが微笑む。


「俺ん中で、沢村ってうさぎっぽいイメージなんだよな」

「え、うさぎ?」


色々考えていると、唐突に言われる。

うさぎっぽいって……、どういうイメージだろ。


「普段、威勢よく跳ね回ってるくせに、臆病だろ。

本宮が関ってると」


言われて答えられなかったのは、ずばり気持ちをあてられた気がしたから。


何も言えずになんとか微笑むと、それを見た都築くんもツラそうに微笑んだ。




< 127 / 448 >

この作品をシェア

pagetop