ひとかけらの恋
「まぁ、今日は試合で練習できたと思うし、今日はこれで終わります。…ありがとうございました。」



「ありがとうございましたー!」



私達は、先生の掛け声で部活の終わりのあいさつをした。



ふぅ………。さっきの試合結構疲れた…。

冬なのに、私はびっしょりと汗をかいていた。



「なんか、男子達強くなってたね。」



タオルで汗を拭いていた私の横に、江里香がやってきて喋りかけてきた。



「う~ん。確かに強くなってたかも…。」



私はタオルをしまいながら江里香に答えた。


「翔なんか、ますます上手くなってなかった?」





ドキッ……。




翔…。確かに小学生の時より上手くなってたのがすごくわかった…。



あんなに避けてた私が、みとれてしまうぐらいに…。



「……確かに翔…。上手くなってたね。」





< 105 / 488 >

この作品をシェア

pagetop