ひとかけらの恋
頭の中が真っ白になった。


優の言っていることが、いまいちわからなかったんだ。


信じたくなくて……。聞かなかったことにしようって考えた。



優から聞いた話だと、入学式の二日後ぐらいに、誰かと海音ちゃんが階段でぶつかったらしい。


その時、落ちそうになった海音ちゃんを助けたのが翔だったんだって……。


しかも、一目惚れだって……。


そりゃあ、惚れちゃうよねぇ。




でも、信じたくなくて…。
このことは気にしないでいようって思ってたのに……。





―放課後―



「あのぉ…。美晴先輩。」



「何ー?海音ちゃん。」



私は持っていたボールをシュートしながら聞いた。




ヒュッ……パシュッ!!




やった!!入った~♪



「先輩って、翔先輩と付き合ってるんですか…?」



はぁ?






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