ひとかけらの恋
「あれっ?美晴どこ行くの?」



「あっ、江里香か。」



体育館の裏に行こうとする私を見て江里香が止めた。




「海音ちゃんと話すことがあるんだ。先に帰ってて!みんなにも伝えておいてくれる?」



「うん。いいよ!バイバイ!」




「バイバイ!」



私は江里香に手を振って、体育館の裏に向かった。



体育館の裏に行くと海音ちゃんが待っている。




「ごめんね海音ちゃん。待った?」




「いえ、そんなことありません。」




海音ちゃんはニコッと笑う。




「先輩……。前に一度、翔先輩と付き合ってるんですかって聞いたの覚えてますか?」




ドキッ…。




なんか、私の予感があたっている気がした。



「…うん。覚えてる。」




私はボソリと答えた。





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