ひとかけらの恋
「お邪魔しま~す。」



私はおずおずと家の中に入っていく。




「こんにちは!」



奥から笑美と同じショートカットの女の人が出てきた。


お母さんかな?
すごく似てる。




「あっ、これ!お母さんからです!!」




私はそう言って持っていた紙袋を、笑美のお母さんに渡した。




「わざわざありがとう。笑美の部屋でいいかしら?」



「うん。そうする。美晴行こ~。」




私は笑美に連れられて、2階へ上っていく。



「うわぁ…、明るくて綺麗!」




笑美の部屋は、家具はシンプルにまとまっていて、でも明るい色で部屋がすごく綺麗だ。



「床でごめんね?」



「ううん。別にいいよ。」




私はバッグを置いて床に座る。






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