ひとかけらの恋
「い、今翔ヒマ?」



「一応ヒマやけど…。」



よしっ!!なんとか大丈夫!!

それにしても私、緊張しすぎて声裏返っちゃったよぉ!!
翔…、何とも思ってないよねぇ?


翔を見てみると、かすかに肩が動いていて、顔の様子も変な気がする…。



「もしかして…、翔笑ってる?」



「…プッ! いやっ、ちがうって!」



翔…、完全に顔が笑ってますよ。



「うぅ。ひどいよ翔…。」



「いやっ!マジでごめん!」



私がしょんぼりした様子で言うと、翔は焦り出した。



「美晴!ごめんな!」


「…なーんて!落ち込んでないよ!」



「えっ!?」



焦っていた翔の顔が、キツネにつままれたような顔に変わっていった。



「ったく!なんだよ!俺傷付くことしちまったと思ってたのに…。」



「えへへ!!大丈夫だよ!」



よかった…。なんとかふいんきつくれた。





< 90 / 488 >

この作品をシェア

pagetop