ひとかけらの恋
「ほら美晴。」
お母さんは私の濡れた髪の毛を、ワシャワシャとタオルで拭き出した。
髪の毛を拭く度に飛んでくる水が顔にかかって冷たい。
すると突然、私の頭にタオルをのせたまま、お母さんの手が止まった。
………………?
これは、自分で拭けという意味かな…?
「美晴……、一人で悲しんだりしないで、お母さんに頼ってちょうだいね…。」
私が頭に乗ったままのタオルを手に持った時、お母さんはこの一言だけを言い残してキッチンの方に行ってしまった。
お母さん………。
私が悲しんでたの、どうしてわかったんだろう。私が悲しんでる顔してたのかなぁ?
それとも、『お母さん』だからこそわかったの……?
結局、どうしてお母さんにはわかったのかはわからなかったけど、こういう時に支えてくれる存在がいることがわかって、ちょっぴり嬉しかった。
けど、今日の出来事は、私の中で一つの試練の壁を作る原因になってしまっていたんだ………。
お母さんは私の濡れた髪の毛を、ワシャワシャとタオルで拭き出した。
髪の毛を拭く度に飛んでくる水が顔にかかって冷たい。
すると突然、私の頭にタオルをのせたまま、お母さんの手が止まった。
………………?
これは、自分で拭けという意味かな…?
「美晴……、一人で悲しんだりしないで、お母さんに頼ってちょうだいね…。」
私が頭に乗ったままのタオルを手に持った時、お母さんはこの一言だけを言い残してキッチンの方に行ってしまった。
お母さん………。
私が悲しんでたの、どうしてわかったんだろう。私が悲しんでる顔してたのかなぁ?
それとも、『お母さん』だからこそわかったの……?
結局、どうしてお母さんにはわかったのかはわからなかったけど、こういう時に支えてくれる存在がいることがわかって、ちょっぴり嬉しかった。
けど、今日の出来事は、私の中で一つの試練の壁を作る原因になってしまっていたんだ………。