妬いてほしいの
『ゲーセン』
『いつも行ってる』
って、柚稀あんなオシャレな子連れてゲーセンかよっ!
どうなの?それ…。
というか、冷静に心中で呟いてる場合じゃない!!
『わたし達が行ってなくて、デートの定番は?』
わたしがクワッと表情を変えて(池田くんは驚いていた)
柚稀の名前を呼ぼうとしたけど、
かなり考えてる柚稀に助け船を出す中里さん。
『俺ん家?』
そんな中里さんに、そう答えるのは柚稀。
うっわぁ、変態。
『違うわっ!
それこそ何回も行ってるでしょうが!!』
まさかの『俺ん家』発言に少なからず、ショックを受けたわたしにとどめ。
な ん で す と ?
何回も行った?
柚稀ん家に、中里さんが?
それを聞いた瞬間、
胸の奥でドス黒い感情がふっつふつと湧きあがってくる。
『だよなー。
……あっ!遊園地!?』
『正解!』
遊園地に行く気満々な二人。
客観的に見てもすごく息が合ってて…
すごくお似合い。