シンデレラ~あなたが羨ましくて~
「次は貴女の番よ?」


「…私は…遠慮しておきます。」


「何言ってるのよ?せっかくだから履いてみなさい?」


「でも…おかあさ」


「履いてみるくらいいいでしょう?」


王子様はみんなが見ていないことを良いことに、お母さんに丸め込まれた私を見
て爆笑してる…。


…後で覚えてなさいよ?


私はガラスが壊れてしまうんじゃないか心配しながらそっと履いた。


でも予想通りはいらなかった。


「この家の女性も皆入らないようですね。」


「えっ?まだシンデレラが…。」


「シンデレラですって!?
あの子に履かせる訳ないじゃない!」

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