先生あのね・・・


緑の茂った裏庭。

手当たり次第に何時間もひたすら探すが見当たらない。



日も沈み始め薄暗くなってきた。

月明かりで校舎のガラスに映る自分の顔。

土がついて髪は乱れている。





・・・私なんて顔を
    しているんだろう・・・





泣きたいハズなのに涙も出てこない。




先生がいなくなってからずっと…




急に切なさが襲った。



先生は今頃、

どこで何をしているんだろう?





・・・ 会いたい ・・・





少しの間、自分の顔を見つめた。




辺りが真っ暗になり
ほとんど何も見えなくなったが

それでも探し続けた。





見つからなければ

それで本当に

二度と会う事が出来なくなると思った。


先生との繋がりが無くなりそうで怖かった…
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