マリア教会
もう教師が気付いたのか?いや、教師なら鍵を持ってるはず。
ボーッと扉のほうを見ていると、鍵が外れた音がして扉が開かれた。
開かれた扉から光が差し込み、久しぶりの光に小夜は目を細める。そして、視界が鮮明になった時、見えたのは息を切らした元帥の姿。
「元帥…」
その瞬間元帥は小夜に駆け寄り、力強く小夜を抱きしめた。
「良かった…」
元帥は泣いているのか、声も体も震えていた。
「二日前、雪乃の所に行ったでしょう?」
抱きしめたまま言う元帥に小夜は頷いた。雪乃…あの天使だ。
「その時の小夜の様子がおかしかったって聞いたの。それで心配になってお御堂に行ってみたけど、あなたは来なくて…。学校や寮を探してもいなくて…。それで小夜のクラスメートが、同じクラスの子と校舎裏に行くのを見たって聞いて、もしかしたらと思って…。やっと見付けた」
ボーッと扉のほうを見ていると、鍵が外れた音がして扉が開かれた。
開かれた扉から光が差し込み、久しぶりの光に小夜は目を細める。そして、視界が鮮明になった時、見えたのは息を切らした元帥の姿。
「元帥…」
その瞬間元帥は小夜に駆け寄り、力強く小夜を抱きしめた。
「良かった…」
元帥は泣いているのか、声も体も震えていた。
「二日前、雪乃の所に行ったでしょう?」
抱きしめたまま言う元帥に小夜は頷いた。雪乃…あの天使だ。
「その時の小夜の様子がおかしかったって聞いたの。それで心配になってお御堂に行ってみたけど、あなたは来なくて…。学校や寮を探してもいなくて…。それで小夜のクラスメートが、同じクラスの子と校舎裏に行くのを見たって聞いて、もしかしたらと思って…。やっと見付けた」