禁断の恋はじめます
祥子と睦(ママ) 友之と信也(パパ)


お互いに仲のいい親友だった。
サッカーが上手で女の子にモテモテの友之に
ずっと片想いしていた祥子


その祥子を親友として応援していた睦


ある日 引っ込み思案で
なかなか告白できない祥子にしびれを
きらした睦が 友之の親友で
軽くオタク系の信也の弱みを握って
四人で遊ぶ約束までこじつけた。


信也の弱みは 睦に恋をしていたと言うから
ここはすぐにうまくいって
私の両親になっていた。


友之を健気に見つめる祥子の
視線にも友之は気づいていて
モテモテの友之のすったもんだは
あったけれど二人も無事に付き合って


大学に進んで 卒業と同時に
二組はすぐに結婚した。

友之夫婦に
暗雲が立ち込めたのは
啓吾がお腹に宿ってしばらくしてからだった。


友之と一緒に会社を立ち上げようと
もちかけた先輩に裏切られてしまい
数千万の借金が友之の肩にのしかかった。


それだけではなく
友之の実家まで借金のかたにとられて
商売をしていた友之の両親は
自殺を図った。


友之は先輩の口車に乗って
親も実家も失ってしまった。


それから酒びたりになって
近所の人や友人から金を借りまくっては
返すあてなどなくて


啓吾が生まれた夜
友之は姿を消した。


祥子は実家に戻り
そんな祥子を睦は家に呼んで
励ましていた。


祥子は言った。

「友之は絶対帰ってくるから…
私は信じてる。啓吾が生まれた日
待ってろ…俺を信じて…啓吾を頼むって…」



残された祥子があまりにも
幸せな顔で啓吾を抱きしめるから
睦も安心していた。
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