ゴスロリ彼女のキスの味
「いてぇ~」
痛みに耐え切れず、両目を閉じ、右脇腹を手で押さえ、再び瞼を持ち上げると日傘の先端が目の前で静止していた。
いつでも刺せる、いますぐにでも息の根を止めてやる、というわかりやすい意思表示。
「お、おれを……こ、こ……殺すのか?」
震える唇からなんとか声をこぼす。
ゴスロリ女が日傘の先端をおれの眉間にピタリと付けた。
先端が注射針のようにするどく尖っているのか、ズキッと痛みが走る。