大切な人
すると陸斗が笑って言った。
「あはは!たしかに!すっげーお似合い!!」
俺も青葉も声を出せなかった。
青葉に関しては、ショックを受けているのだろう。
この鈍感やろう……!!
俺は自分の席についてぐったりとする。
疲れた……。
変な疲労が一気に押し寄せてきた。
理由はわかってる。
簡単に言えば、青葉がうるさい。
「あ!そうだ!!」
変態がなにやら思いついたようだ。
「今日からさ!部活始まるまで、放課後教室でしゃべってかね?!」
「おっ!それいいね~!」
「さ~んせ~!」
「あたしも!」
「じゃ…じゃあ私も……。」
賛成してる中、優がボーッとしていた。
「優は~?」
優がにこりとする。
「どっちでもいいよ~。」
どうやら話は聞いていたようだ。
本当にあいつは何を考えてるかわからない。
あいつだけは同じ人間とは思えない。
逆に変態が考えてることはわかる、少なくとも今は。
花咲と話がしたいがために、「教室で話そう!」と誘ったのだ。
わかりやすいやつだ……。
「天才星夜くんは?」
わかりやすい変態が俺に聞いてきた。
「なんだっていい。」
しょうがない…。
花咲のことをもっと知りたいから、俺もつきあってやるか……。