大切な人
2人っきりじゃ、緊張して身がもたねぇっつーの!!
いろんな教室に行って、美月ちゃんを探した。
にしても…なんかみんなおかしいな……
陸と優はいつもと変わんねーけど
星夜と薫はテンション低すぎだっつーの!
星夜は気持ち悪いほど素直だし……
反対に薫は反抗期だし……
性格が反対になったのか?!
俺は玄関に行って、美月ちゃんの靴があるか確かめた。
ない……
美月ちゃんも帰っちゃったのか……。
しょうがなく教室に戻ることにした。
にしても……
仮に、星夜と薫の性格が反対になったら……
「ぶっ!!」
に、似合わね~~!
クールぶってる星夜が…女の子みたく甘えてきたら…
世界が崩壊するわっ!!
わ、笑いを堪えろ~~!
やっと教室に着くと、耐え切れなくなった。
「あっはっはは!!なぁ!ユリちゃん聞いて……」
ユリちゃんが寝ている…。
ありゃ?ユリちゃんも寝不足??
俺は忍び足でユリちゃんに近づく。
「すー…すー…」
気持ち良さそうに寝てるなぁ……。
俺はおとなしく陸の席に着いた。
白い肌
艶やかな髪
長いまつげ
ぷるぷるの唇
今まで見てきた女の子より、遥かにかわいい……。