大切な人
「いや、3人とも風邪ってありえねーだろ!!ぜってー仮病だって!無理矢理つれていくぞ!」
俺は優の腕を掴んで星夜たちの家へ向かおうとしたが、優はぴくりとも動かずに言った。
「今から行ったら遅刻するよ。」
俺はハッとして腕時計を見た。
7時50分…!!
一気に顔を青ざめた。
「や、やべぇ…!い、行くぞ優!!」
俺と正反対に、優は笑顔だ。
なんでそんなに余裕なんだよーー!!
俺が全速力で走ると、優も俺についてきた。
どうか時間までに間に合いますよーに!!